SPECIAL

学びや気付きの機会はたくさんある。
それを手にするかしないかは自分次第。

D.W/2015年4月入社
福島工場 製造本部 製造グループ SMTチーム

確認をし過ぎる、ということはない。

私が所属するSMTチームは製造ラインの中でも上流に位置します。計測機器はさまざまな部品で構成されており、その中でも私は心臓部に近い基板の上にICチップを載せる製造ラインに従事しています。製造機械の操作と基板の上にICチップを置く位置を決めるためのプログラミングが主な役割です。ICチップは大きくても2×2cm程で、ほとんどは数ミリしかないため、慎重さと正確さが求められるのは言うまでもありません。「間違っていないだろう」という思い込みで作業を進めてしまうと、多くの部品を無駄にしてしまい、納品に間に合わせるために社内外の多くの方に迷惑をかけてしまう、という事も起こりえるのです。私のモットーは「初心忘れるべからず」。どんなに忙しくても、幾度となくやり慣れている作業でも、念入りに確認をし、緊張感をもって業務に取り組んでいます。

成長の機会は社歴・年齢一切不問。

当社は会社に対して自由に意見や提案ができる風土があり、社歴や年齢を理由に発言がしにくいと感じたことは一度もありません。意見や提案によっては成長のきっかけになった、なんてことも。私がいる福島の工場にはAラインとBラインの2つの生産ラインがあるのですが、Bラインはやや老朽化が進んでいました。そこで私は上長に現状の報告と新しい設備が欲しい旨を相談したところ、改善に向けて必要な設備をすぐに調べて下さり、更に静岡にある製造機器メーカーへの視察に同行する機会も頂けたのです。情報システム部の上長、生産技術部の上長とで行く2泊3日の工場視察は目に入るもの全てが驚きの連続で、設備の自動化や最新技術を学ぶ良い機会となりました。私は新卒で入社以来、当社の工場しか知らなかったので、この視察によって視野がさらに広がった気がします。私の相談がきっかけとなり、視察という機会を与えてくださった会社には感謝しかないですね。私も上司や先輩にならい、後輩の意見には耳を傾け、直ぐ行動に移せるよう心がけています。