SPECIAL

ソフトウェアとハードウェアをつなげ、
技術の可能性だけでなく自分の可能性も広げていく。

M.W/2019年6月入社
技術本部 技術部 ソフト開発グループ

前職を活かしてモノとネットをつなげる。

以前は異業界でソフトウェアの開発を行っていましたが、カタチに残るモノ作りに携わりたいという思いから、当社に入社を決めました。入社当初は、「センサー」や「計測器」という単語を聞いただけではイメージが中々湧かず、Webサイトで調べながら製品自体はもちろん、どんな場面で自分が開発しているものが使われているのか勉強の毎日でした。現在メインで行っている業務は計測機器をクラウドに繋いで、遠隔操作によってどこからでもデータを見ることができたり、機器を操作できるようにしたりするシステムの開発です。簡単に言えば、計測機器の使い勝手をさらに良くするための後方支援。これからはモノとインターネットが今まで以上につながるIoTが主流になるので、これまでの知識と経験を活かし、いつでも・どこでも計測器のデータを見られるようにしたり、瞬時に過去のデータにアクセスできるようにしたりと今まで以上に計測機器の利便性を高め、可能性を広げていきたいです。

トラブル解消後に気づいた自分の弱点。

ソフトウェアの開発ではユーザーが行いそうなエラー動作まで想定したプログラミングが重要になります。しかしお客様のご要望を聞いて開発する案件では、さらに上をゆく想定外に遭遇することも珍しくありません。印象深い例をひとつ挙げるなら水処理施設で使われている計測機器での出来事。お客様から「計測器が、動いていない」という一報が入り調べてみると、データベースが正常に作動していないのです。電源を落とす手順を間違えてしまったことが主な原因でしたが、ソフトウエアのアップデートがうまくいかなかったのかもしれないなど、様々な可能性を考え調査し、原因を突き止めるまで1ヶ月ほどかかりました。このトラブルシューティングを通じて私自身、データベースについての知見が浅いことに気づけたのは大きな収穫でしたね。いまの目標はソフトウェアに関する技術のプロフェッショナルになること。社内では誰よりもソフトウェアに詳しくなって、『Webアプリのことだったら若杉に聞け』と言ってもらえるような存在を目指しています。