これまでもこれからも、日本を陰から支える。

■渡辺電機工業が最も、人柄を見てくれました。
私は幼い頃からモノづくりに興味があり、大学では電気工学科で主に電気回路を扱っていました。ただ、大学生活ではつまずくことも多く、今までの自分の経験にあまり自信を持てませんでした。そのため就活の際は、勉強以外に私自身の人柄も見てほしい、という思いが強く、私が探したのは「面接では人柄を重視する」と、うたっている企業。しかし、実際は学生時代に学んだ学問や、研究内容を中心に聞かれることがほとんどでした。ただ、渡辺電機工業は違いました。自分の考えもじっくり聞いてくれ、大学時代の失敗より、今の自分に目を向けてくれました。それが、何よりもうれしかったのです。また、入社後の研修制度が充実していることもあり、迷わず就職を希望しました。入社後も、当時感じたイメージはそのまま。人柄を認めてくれますし、手厚いフォローもあり、安心して働いています。

■“自分で考えるチカラ”を伸ばす教え方。
弊社の製品ラインナップの一つに信号変換器という製品群があり、入社4年目にそのうちの一つの開発リーダーを任されました。それまで私がやってきたのは、製品のハードウェア設計。スケジュールやコストの管理など、新たに挑戦しなければいけないことが数多くありました。そのため、トラブルの種になるかも、と感じた時点ですぐに先輩に相談。その際、先輩は最初から「こうすればいい」と答えを教えるのではなく「こうするためにどうしたらいい？」と自分で考える余白を与えてくれます。いま思えば、先輩が将来を見据え「自分で考えるチカラを鍛えよう」という狙いがあったのだと思います。もちろん、本当にピンチになったときは先輩が出てきて助けてくれるのは言うまでもありません。自分で試行錯誤することで、自分で考えるチカラに加え、危機管理能力や問題解決能力はかなり鍛えられました。その時の経験が、今の仕事に生きています。